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 イベント

世界銀行グループTICADセミナーシリーズ第29回(世界銀行モーニングセミナー 第84回)「アフリカの鼓動:アフリカ経済動向分析2020年10月版―復興への道筋」

2020年11月6日

東京

マルチメディア

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  • 世界銀行の各地域総局では半年に1度(春と秋)、地域内の経済概況と展望をまとめた半期地域経済報告を発表しており、アフリカ地域総局については2020年10月8日、「アフリカの鼓動:アフリカ経済動向分析2020年10月版―復興への道筋」(Africa’s Pulse: Charting the Road to Recovery)を発表しました。同報告書では、新型コロナウイルス感染症の世界的流行がもたらした景気低迷により、同地域の2020年の成長率はマイナス3.3%に低下し、25年ぶりに景気後退局面に入るとの予測を示しています。さらに、今回の世界的流行により、アフリカ地域では2020年に最大4,000万人が極度の貧困に陥り、少なくとも過去5年間に達成された貧困との戦いの成果が消し去られる可能性があると分析しています。アフリカ大陸では新型コロナウイルスの感染者数が100万人を超え、サブサハラ・アフリカ地域はまだ流行が収まったとは言えない状況にあり、セネガル、モーリシャス等、一部の域内諸国では政府が感染拡大を食い止めるための措置を迅速に講じたものの、世界の他の地域と同様に、封じ込め策の成功は高い経済的対価を伴っています。

    今回のモーニングセミナー(第84回)では、同報告書の執筆を主導したセザール・カルデロン世界銀行アフリカ地域担当チーフエコノミスト室リードエコノミストが、オンラインでワシントンより日本の皆様に向けて同報告書の主なポイントをご説明しました。

    日時

    2020年11月6日(金)午前8時~午前9時

     

    スピーカー

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    セザール・カルデロン
    世界銀行 アフリカ地域総局 チーフエコノミスト室 リード・エコノミスト

    2005年、世界銀行入行。ラテンアメリカ・カリブ海地域総局チーフエコノミスト室、金融・民間セクター開発総局チーフエコノミスト室、世界開発報告(WDR)執筆担当室に勤務。世界金融開発報告(GFDR)2013年版、世界開発報告(WDR)2014年版の執筆担当チームの一員。オープンエコノミーのマクロ経済、成長と開発(特にインフラ開発と対外戦略の実質的インパクト)に従事。ローチェスター大学より経済学修士号および経済学博士号取得。ペルー国籍。

    当日の資料:Africa’s Pulse: Charting the Road to Recovery(英語、PDF)

     

    世界銀行グループ TICADセミナーシリーズ

    アフリカ開発会議(TICAD)はアフリカの開発をテーマとする国際会議で、1993年以降日本政府が主催し、世界銀行も共催しています。第1回から第3回は東京で、第4回と第5回は横浜で開催され、3年に一度の開催となって2016年8月27日~28日、第6回が初めてアフリカのケニアで、そして2019年8月28日~30日、第7回(TICAD7)が横浜で開催されました。世界銀行東京事務所では、TICADとアフリカ各国の課題と展望に関するTICADセミナーシリーズを2015年10月に開始し、TICAD7以降も、主にアフリカ地域におけるビジネスに従事されている企業の皆様向けに、同シリーズをモーニングセミナーの枠で継続的に開催しています。

    過去のTICADセミナーシリーズ


    関連

    世界銀行モーニングセミナーシリーズ
    過去に開催された同セミナーシリーズの資料をダウンロードいただけます

イベント詳細

  • 日時: 2020年11月6日(金)午前8時~午前9時
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org