イベント
セミナー「世界経済見通し(GEP):不確実性がもたらす投資低迷」
2017年2月10日東京


世界銀行 アジア開発銀行研究所 共催

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世界銀行グループは1月10日、報告書『世界経済見通し(GEP):不確実性がもたらす投資低迷(仮訳題。原題は Global Economic Prospects: Weak Investment in Uncertain Times)』を発表しました。同報告書では、危機後最低だった昨年以降、一次産品輸出新興国・途上国で経済活動の妨げとなっていた障害が緩和され、一次産品輸入新興国・途上国で内需が堅実に推移していることが背景となり、2017年の世界経済の成長は2.7%と緩やかに加速すると予測しています。しかし、主要国における政策の方向性の不確実性が、景気の見通しに影を落としており、この不透明感が長期化すれば、低・中・高所得国の成長を抑えている投資の伸び悩みも長引く恐れがあるとも指摘しています。

2017年2月10日、『世界経済見通し(GEP)』報告書をはじめ、世界銀行の経済見通しの準備作成を統括するアイハン・コーゼ開発経済総局(DEC)開発見通し局長の来日の機会を捉え、同報告書の概要をご紹介するセミナーをアジア開発銀行研究所と共催しました。セミナーでは、塚越保祐世界銀行グループ駐日特別代表の冒頭挨拶、コーゼ局長の基調講演の後、吉野直行アジア開発銀行研究所所長とマティアス・ヘルブレ同シニアリサーチエコノミストにコメントをいただきました。

プログラム

挨拶

塚越保祐 世界銀行グループ駐日特別代表

講演

アイハン・コーゼ 世界銀行開発経済総局(DEC)開発見通し局長

討論

吉野直行 アジア開発銀行研究所(ADB Institute)所長

マティアス・ヘルブレ アジア開発銀行研究所(ADB Institute)シニアリサーチエコノミスト

スピーカー

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アイハン・コーゼ
世界銀行開発経済総局(DEC)開発見通し局長

世界銀行グループの開発見通し局長として、マクロ経済見通し・予想、金融フロー、商品市場に関する分析業務をとりまとめ、貧困撲滅と繁栄の共有の促進という世界銀行グループの2つの目標のモニタリングも主導。世界銀行の旗艦報告書である『世界経済見通し』(Global Economic Prospects)、『グローバル・モニタリング・レポート』(Global Monitoring Report)などの経済モニタリング報告の作成を統括。2014年6月の世界銀行入行前は国際通貨基金(IMF)に所属しており、調査局次長兼多数国間サーベイランス部次長、2014年版スピルオーバー報告書タスクフォース共同議長、ニカラグア2007~11年IMFプログラム事後評価担当チーフ、西半球局米国・カナダ担当デスク。シカゴ大学経営学大学院とINSEADで教鞭をとり、ブランダイズ大学国際経営学大学院助教授を歴任。マクロ経済・国際金融に関する著作多数。アイオワ大学経営学大学院経済学博士号、ビルケント大学産業工学士号を取得。トルコ出身。

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吉野直行
アジア開発銀行研究所(ADBI)所長    

米国ジョンズホプキンス大学大学院PhD(Economics), ニューヨーク州立大学助教授、パリ政治学院訪問教授、スウェーデン・ヨーテボリ大学名誉博士、マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク名誉博士、オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学訪問教授、関税・外国為替審議会会長、財政投融資分科会部会長、金融審議会会長などを歴任。2013年福澤賞。現在、アジア開発銀行研究所(ADBI)所長、慶應義塾大学名誉教授、金融庁金融研究センター顧問、放送大学客員教授、政策研究大学院大学客員教授。主な編著書に、Postal Savings and Fiscal Investment in Japan (Oxford University Press)、Small Savings Mobilization and Asian Economic Development (M.E.Sharpe)、Hometown Investment Trust Funds (Springer)、『社会と銀行』(放送大学教育振興会)、『これから日本経済の真実を語ろう』(東京書籍)など多数。


 

イベント詳細
  • 日時: 2017年2月10日(金)午後4時30分~午後6時
  • 場所: 世界銀行東京事務所 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階 (アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)
  • 言語: 英語・日本語(同時通訳付)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org