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東京開発ラーニングセンター

京都市

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京都市市街地の写真(京都市提供)

京都市は、1200年以上にわたって日本の伝統、文化および歴史を守ってきました。794年の遷都以来、京都は華麗で繊細かつ独特の文化を育み、歴史の流れの中で日本文化の源とみなされるようになりました。

京都市は、総合的なシステム(都市計画制度、政策・法制度、融資制度)を策定していることだけでなく、様々な支援策を設定しています。それにより、住民が自宅を段階的にリフォームしたり、公益事業会社がインフラ修復を行ったり、都市再生基金が低所得世帯の住宅修復を支援したり、また伝統技術を有する専門の大工が伝統的な建物を保存するために協力したり、いくつかの銀行が新たに小規模事業を立ち上げようとする世帯に融資を行ったりすることなどが可能になっています。重要なのは、これにより、市が文化遺産、すなわち「京都らしさ」を確実に継承でき、ジェントリフィケーション(再開発による地価上昇などの問題)に対しての強靭性を高め、資本による支配を認めないようにできることです。修復作業は小規模かつ徐々に行われていますが、職人の技を維持し、後世に伝えていく重要な役割を担っています。

京都市は、市民が京都の歴史、文化、伝統について学ぶ機会を長年にわたり提供しており、市民の誇りと責任感を高めてきました。市民団体、宗教団体、文化団体などで構成される市民社会は、都市の開発ビジョンとそれに伴う政策介入を注意深く監視しており、それによって行政は、住民の生活を犠牲にすることなく地域経済を促進する包括的な開発を計画、徹底する役割を果たしています。