

世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)は、2025年10月7日、東京都が主催した「TIME TO ACTフォーラム2025」のパネルディスカッションに参加しました。今年のテーマは「気候変動に戦略的に立ち向かう~都市から世界へつなげる『緩和』と『適応』アクション~」で、都市のリーダーや国際機関、民間セクターの関係者が一堂に会し、都市がいかに気候変動対策を加速させ、ビジョンから具体的な成果へとつなげていくかについて議論しました。
冒頭の挨拶で小池百合子東京都知事は、「都市同士が知見や取組を共有し、これらの交流を具体的な行動へと結びつけていくことが重要である」と強調しました。このメッセージは、激化する気候課題に直面する中で、都市が測定可能な成果を上げる上で果たす重要な役割を改めて示すものとなりました。
TDLCのプログラム・マネージャーであるクリストフ・プッシュ は、小池知事や世界各都市のリーダーらとともにパネルディスカッションに登壇し、都市がいかにレジリエントで低炭素な未来への移行を主導できるかについて意見を交わしました。世界銀行の最新報告書『Banking on Cities(都市への投資)』の知見と、自身の都市開発および防災分野での豊富な経験を踏まえ、プッシュは、堅固な資金調達メカニズム、地方自治体の強固な実施能力、そして多様な関係者との連携の重要性を強調しました。また、TDLCは、東京都をはじめとする日本のパートナーと協力しながら、技術支援や知見共有を通じて都市を支援していくというコミットメントを改めて示しました。
今回の「TIME TO ACTフォーラム2025」では、都市が地球規模の気候変動対策の最前線に立つ存在であることが改めて確認されました。
TDLCは今後も、日本および世界のパートナーと緊密に連携し、都市が気候変動への取り組みを具体的で持続的な成果へと結びつけるべく、支援を続けていきます。