プレスリリース2025年9月19日

世界銀行グループ、民間資金動員における重要な一歩となる初の証券化案件を完了

ワシントン、2025年9月19日—世界銀行グループは、民間セクターを支援する国際金融公社を通じて、初の証券化案件を完了した。同案件は民間機関投資家の資金を新興市場に誘致する新モデルによるもので、新興市場投資のオリジネート・トゥ・ディストリビュート・モデルの構築に向けた大規模な取組みにおける具体的な第一歩となる。

今回証券化されたローン担保債券(CLO)は5億1,000万ドルに上り、2年にわたるプロダクトの設計と準備の粘り強い取組みを経て完了した。

IFCのローンを格付け証券に組み替えることで、機関投資家の投資基準を満たす新たな新興市場向けの資産クラスが創出される。このアプローチにより、世界最大規模の資金プールである年金基金、保険会社、資産運用会社が、新興国へのより大規模な投資できる。さらに、世界銀行グループは、自己資本を循環してより多くの開発途上国やプロジェクトを支援しつつ、大規模な民間投資を呼び込むことが可能となる。

「民間資金の大規模な動員は、雇用を創出し、人々が貧困から抜け出し何世代にもわたり子孫の暮らしを変える道筋に踏み出すために不可欠である」と、アジェイ・バンガ世界銀行グループ総裁は述べた。「これは、民間資金の大規模な誘致という大きな可能性を秘めたオリジネート・トゥ・ディストリビュート戦略の第一歩となる。また、IFCのバランスシートを改善し、より多くの国や民間企業を支援できるようになる。機会とニーズははるかに大きく、同様に我々の意欲も極めて大きい」 

今回の取引は投資家の強い関心を集め、ロンドン証券取引所に上場された。民間投資家に販売された3億2,000万ドルのシニア・トランシェ、信用保険会社のコンソーシアムによる保険のついた1億3,000万ドルのメザニン・トランシェ、および6,000万ドルのエクイティ・トランシェで構成されている。

本取引のアレンジャーはゴールドマン・サックスが務めた。

世界銀行グループは定期的な発行を行い、将来的成長に向けた拡張性のある再現可能なモデルを確立していく。

オリジネート・トゥ・ディストリビュートの取組みは、民間セクター投資ラボが特定した重点分野である。同ラボは、新興市場における民間セクター投資の障壁を特定し、課題に現実的なソリューションを提供することを目的とするアドバイザリー・グループとして、2023年6月に発足した。

 

 

お問い合せ: 

World Bank Media Relations, +1 (202) 473 7660, press@worldbank.org

 

プレスリリース番号: 2026/013/IFC

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