世界銀行は2025年6月27日、新報告書「脆弱で紛争の影響を受けた状況:絡み合う危機、多面的な脆弱性」(Fragile and Conflict-Affected Situations: Intertwined Crises, Multiple Vulnerabilities)を発表しました。

同報告書は、コロナ危機後の窮状に関する初の包括的分析報告書であり、紛争と不安定化に直面する39カ国では、極度の貧困がほかのどの国よりも急激に増加し、深刻な飢餓が一段と進み、複数の主要な開発目標の達成がさらに難しくなるなど壊滅的な影響が広がっていると指摘しています。

2020年代に入って紛争が頻発化・激化する中、こうした国々は開発の主要指標においてほかのどの国にも後れを取っていると同報告書は分析しています。2020年以降、こうした国々の国民一人あたりGDPは年平均1.8%減少したのに対し、ほかの途上国は2.9%の成長を記録しました。今年、紛争や不安な状況に直面する国で、1日3ドル未満で生活している人の数が4億2,100万人に上り、世界のほかの地域の合計を上回っています。さらに、2030年までに4億3,500万人に増加し、世界全体の極度の貧困層の約60%を占めると予測されています。

今回のモーニングセミナー(第212回)では、同報告書の共同執筆者が日本の皆様に向けて、同報告書の主なポイントを日本の皆様に向けてご紹介します。使用言語は英語(日本語への通訳なし)です。
 

スピーカー

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ジーテンドラ・カダン

世界銀行 開発経済総局(DEC)見通しグループ 上級エコノミスト

世界経済のサーベイランス、一次産品市場の分析に従事し、「世界経済見通し」(Global Economic Prospects)、「一次産品市場の見通し」(Commodity Markets Outlookの作成に貢献している。世界銀行入行前は、米州開発銀行で上級カントリーエコノミストとして勤務。様々なテーマで書籍や学術論文を発表している。西インド諸島大学で経済学博士号を取得。

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ピーター・セルカック

世界銀行 開発経済総局(DEC)見通しグループ エコノミスト

新興・開発途上国、金融政策、世界マクロ経済リスクなどのサーベイランスに従事。「世界経済見通し」(Global Economic Prospects)の首席執筆者の一人。脆弱国、紛争影響下の状況に関する分析プロジェクトにも従事。世界銀行入行前は、カナダ銀行国際部で上級エコノミストとして勤務。マクロ経済の見通し、モデル開発、政策分析、デジタル化など世界経済に影響をもたらす新たな構造的課題に関する分析を専門とする。

イベント詳細

日時
2025年12月16日(火)午前9時~午前10時(日本時間)

開催形式
オンライン(Webex)

言語
英語(日本語への通訳なし)

参加申し込み
参加には事前の登録が必要です。上記の登録フォームより、スピーカーへの質問とともにお申込みください。登録された皆様には、12月15日にWebexリンクをお送りします。
フォームが作動しない場合は、お名前、ご所属(会社・団体名、ご部署、ご役職)、メールアドレスを明記の上、下記までメールをお送りください。

お問合せ
世界銀行東京事務所・大森
komori@worldbankgroup.org

 

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