世界銀行では、主要一次産品46品目の価格データ、市場分析、見通しを作成しており、報告書「一次産品市場の見通し」(Commodity Markets Outlook: CMO)を毎年2回(4月と10月)、「一次産品価格データ(ピンクシート)」(World Bank Commodities Price Data: The Pink Sheet)を毎月第2営業日に発行しています。最新の「一次産品市場の見通し」は、2025年10月29日に発表しました。

同報告書によれば、世界の一次産品価格は2026年、4年連続で下落して6年ぶりの安値になるとみられています。下落幅は2025年と2026年のどちらも7%になる見通しで、要因としては世界経済の成長鈍化、原油供給過剰の拡大、長引く政策の不確実性が挙げられます。

エネルギー価格の下落は世界的なインフレ緩和に寄与しており、コメと小麦の価格下落は一部の途上国で食料価格を手頃な水準まで引き下げるのに役立っています。しかし、一次産品価格は最近の下落にもかかわらず、コロナ前の水準を依然として上回っており、2025年と2026年には2019年比でそれぞれ23%と14%高くなる見通しです。

今回のモーニングセミナー(第210回)では、同報告書を取りまとめたチームが日本の皆様に向けて、同報告書の主なポイントをオンラインでご紹介しました。

スピーカー

ダナ・ヴォリセック 
世界銀行 開発経済総局 リードエコノミスト

パオロ・アグノルッチ 
世界銀行 開発経済総局 上級エコノミスト

ジーテンドラ・カダン 
世界銀行 開発経済総局 上級エコノミスト

ダウィット・メコネン 
世界銀行 開発経済総局 上級エコノミスト

発表資料

Commodity Markets Outlook: Recent Developments, Prospects and Risks(英語、PDF)

イベント詳細

日時
2025年11月11日(火)午前9時~午前10時(日本時間)

開催形式
オンライン(Webex)

言語
英語(日本語への通訳なし)

お問合せ
世界銀行東京事務所・大森
komori@worldbankgroup.org

 

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