世界銀行では、日本人の採用を積極的に行っています。キャリアセミナー「世界銀行で働く」シリーズでは毎回、世界銀行の日本人職員が登壇し、途上国が直面する開発課題、自身が担当するセクターの現況、世界銀行による途上国に対する様々な支援活動と自身が担当する業務、これまでのキャリアパスなどを紹介します。

今回は、吉野裕 世界銀行ヨーロッパ・中央アジア地域総局 経済アドバイザーが、自身のこれまでのキャリアパス、世界銀行でのこれまでおよび現在の担当業務、世界銀行におけるエコノミストの役割、世界銀行で働く魅力などをお話ししました。

<2025年 世界銀行グループ リクルートミッション>

世界銀行グループは、日本人を対象としたリクルートミッションを実施します。途上国への開発援助にご自身の専門性を活かせる職場に関心のある方は奮ってご応募ください。今回募集するポジションの詳細は8月26日に掲載し、WB-6: シニアエコノミスト(アフリカ地域担当チーフエコノミスト室)が含まれています。

www.worldbank.org/rm2025

スピーカー紹介

 

吉野裕 世界銀行ヨーロッパ・中央アジア地域総局 経済アドバイザー

吉野裕

世界銀行ヨーロッパ・中央アジア地域総局 経済アドバイザー

上智大学法学部卒、コロンビア大学国際関係修士、バージニア大学経済学博士(Ph.D.)。1995年から1998年まで外務省専門調査員として日本政府国連代表部(ニューヨーク)に勤務し、政府常駐代表団員として開発、環境関連の国連会議を担当。2002年、バージニア大学経済学部講師。2003年より世界銀行入行。ワシントン本部のアフリカ地域チーフエコノミスト室を経て、2010年よりタンザニア担当シニア・カントリー・エコノミスト。2016年よりタンザニア・ソマリア・ブルンジ・マラウィ担当公正成長・金融・制度(EFI)プログラムリーダー(ダルエスサラーム駐在)、2019年よりバングラデシュ・ブータン担当リード・カントリー・エコノミスト(兼EFIプログラムリーダー)(ダッカ駐在)として、担当各国における世界銀行の経済政策支援業務の総括を務めた。2023年より、ヨーロッパ・中央アジア地域担当副総裁室(ワシントン本部)に移り、経済アドバイザーとして、同地域の主要融資案件の局内審査を担う地域業務委員会の事務局を統括するとともに、世界銀行の同地域における支援戦略立案・実施についての経済的側面からのインプット・アドバイスを行っている。

イベント詳細

日時
2025年9月16日(火) 午前8時〜午前9時(日本時間)

開催形式
オンライン(Webex)

問い合わせ
世界銀行東京事務所・大森
komori@worldbankgroup.org