主催 世界銀行グループ
協賛 富士フイルム株式会社
主催 世界銀行グループ
協賛 富士フイルム株式会社
アフリカは広大な大陸です。そこには驚くべき多様性、限りない美、豊かな文化遺産、そして膨大な天然資源が存在します。またアフリカは、2050年には人口の半数が25歳未満となる、世界で最も若い大陸でもあります。この人材が、アフリカの最良の資産と言えるかもしれません。本展から、アフリカの多面性の一端、そしてその潜在能力を感じていただけるのではないでしょうか。
2019年8月28~30日に横浜で第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が開催されました。世界銀行は、日本政府、国連、国連開発計画(UNDP)、アフリカ連合委員会(AUC)とともに、共催者としてTICADに貢献する栄誉に浴しました。多年にわたり、TICADはアフリカが直面する課題を議論し、アフリカ諸国の意見と懸念を共有する場を提供してきました。その結果、平和と繁栄を希求するパートナーたちの協力も得ながら、アフリカ諸国自身が責任を持って主導する、持続可能で全ての人々に恩恵をもたらす開発・発展を推し進めてきました。
本展は、TICAD7を記念し、2019年7月から8月にかけて横浜と東京で開催された写真展「アフリカ、胎動する大陸 渡辺貞夫×ドルテ・ヴェルナー」から、世界銀行職員のドルテ・ヴェルナーの撮影した写真で再構成しました。芸術は社会の中で重要な地位を占めており、芸術を通じて私たちは、私たちが暮らす現実世界についての理解を深めることができます。世界銀行グループにとりまして、本写真展を開催できることは大変に光栄です。
世界は新たな機会と課題に満ちています。アフリカも例外ではありません。本展の写真は、アフリカが解決しなくてはならない課題の一端を現していますが、より重要なことは、アフリカの持つ機会と未来への楽観をも映しているということです。本展は、胎動するアフリカ大陸の姿を通じて、アフリカの創造性、多様性、強靭性、そして強い意思を称賛するものです。
ドルテ・ヴェルナー(Dorte Verner)
世界銀行 東部・南部アフリカ地域総局 主任農業エコノミスト
ラテンアメリカ・カリブ海地域、中東・ 北アフリカ地域、アフリカ地域における融資プロジェクト業務及び調査分析業務に従事してきた。農業・経済開発、気候変動適応、労働市場、脆弱な若年層、貧困削減等に関する著書・論文も多数出版している。世界銀行入行前は、経済協力開発機構(OECD)開発センターに勤務。イタリアの欧州大学院、フランスのパルテノン・ ソルボンヌ大学の研究員も歴任。欧州大学院にてマクロ経済学・エコノメトリクス博士号、デンマークのオーフス大学で修士号を取得。デンマーク出身。写真家としても活躍しており、ニコンフォトコンテスト2016-2017 グランプリ、国際フォトアワード(IPA)2018最優秀賞・優秀賞、同2017最優秀賞・優秀賞など、受賞歴も多数。
ウエブサイト https://www.dorteverner.com/
世界銀行写真展「アフリカの人々と場所」トークセッション
2023年5月15日(月)午後7時~午後8時 オンライン開催
世界銀行写真展 アフリカの人々と場所(金沢開催)
2023年6月2日(金)~6月26日(月)