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 イベント

持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて:世界銀行グループの取り組み

2018年10月18日

東京

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    世界銀行グループは、途上国政府に対する融資・技術協力・助言、途上国における民間セクターの活動に対する投融資を提供する国際会開発金融機関(MDBs)で、2030年までの達成目標として、「極度の貧困の撲滅」(1日1.90ドル未満で暮らす人々の割合を2030年までに3%以下に減らす)と「繁栄の共有の促進」(各国の所得の下位40%の人々の所得を引き上げる)を掲げています。また、2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs: Sustainable Development Goals)の達成に向けても、国連、各国政府、民間セクター、シビルソサエティとも連携を深めて、様々な取り組みを推進しています。

    この度、マフムド・モヒルディン世界銀行グループ2030アジェンダ・国連・パートナーシップ担当上級副総裁の来日の機会を捉え、セミナーを開催いたしました。冒頭、宮崎成人・世界銀行グループ駐日特別代表および沖大幹・国際連合大学上級副学長/国際連合事務次長補の冒頭挨拶の後、マフムド・モヒルディン上級副総裁より、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた世界銀行グループの取り組み、国連や民間セクターなどとのパートナーシップの推進状況などをご紹介しました。さらに、今回のセミナーでは、井上隆・経団連常務理事よりSDGs達成に向けた取り組みについてもご紹介いただいた後、モデレーターとして根本かおる・国連広報センター所長にご参加いただき、全体討論と質疑応答を行いました。

    プログラム

    挨拶

    宮崎成人
    世界銀行グループ駐日特別代表

    沖大幹
    国際連合大学上級副学長/国際連合事務次長補

    スピーチ

    マフムド・モヒルディン
    世界銀行グループ2030アジェンダ・国連・パートナーシップ担当上級副総裁
    当日の資料:Partnerships for the 2030 Agenda:Role of Science, Technology, and Innovation (PDF)

    井上隆
    日本経済団体連合会 常務理事
    当日の資料:Keidanren's initiatives on SDGs (PDF)

    質疑応答

    モデレーター

    根本かおる
    国連広報センター(UNIC)所長

    スピーカー

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    マフムド・モヒルディン
    世界銀行グループ2030アジェンダ・国連・パートナーシップ担当上級副総裁

    世界銀行グループにおいて上級副総裁として、2030開発アジェンダおよび国連関係・パート―ナ―シップ業務を統括。SDGs達成に向けたデータ開発イニシアチブ「Global Partnership for Sustainable Development Data(GPSDD)の理事会メンバーおよび欧州委員会SDGsに関するハイレベル・マルチステークホルダー・プラットフォーム「EU Multi-Stakeholder Platform for the SDGs」のオブザーバーを務める。世界銀行グループでは、現職の他、総裁付特使、専務理事などを歴任。

    世銀入行以前は、投資担当大臣(2004年~2010年)などエジプト政府の要職を歴任。また、エジプト中央銀行や複数の金融機関、民間セクターの理事会に名を連ねた。2005年、世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーに選出。

    学術界でも活躍し、カイロ大学経済学・金融学教授、ダラム大学名誉教授、ダラム・ビジネス・スクール諮問委員会メンバーを務めた他、数々の地域研究センターやシンクタンクで要職を占めた。

    経済学博士として国際金融・経済の分野で多数の著作がある他、国際金融、経済、開発などのテーマで主要誌に寄稿(英語、アラビア語)。

    ウォーリック大学経済学博士号、ヨーク大学経済学・社会政策分析修士号、カイロ大学経済学学士号。

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イベント詳細

  • 日時: 2018年10月18日(木)午後1時30分~午後3時
  • 場所: 国際連合大学 エリザベス・ローズ国際会議場(5階) 東京都渋谷区神宮前5-53-70 ※駐車場のご用意はありません(アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)
  • 言語: 英語・日本語(同時通訳付)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org