イベント
世界銀行で働く: 諏訪理 上級防災専門官
2016年3月10日東京

諏訪理上級防災専門官が、これまでの経験を元に、世界銀行で働く醍醐味や、気象・気候サービスが今後の防災にどのように活用されるかなどについてご紹介しました。

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世界銀行では、日本人の採用を積極的に行っており、日本人職員が帰国する際に、皆様に世界の開発課題や世界銀行の活動を紹介するセミナーを実施しています。

今回は、世界銀行・防災グローバルファシリティにて主に気象・気候・水文サービスの向上を通して防災、レジリエンス強化や気候変動対策に取り組む諏訪理上級防災専門官より、これまでの経験から、世界銀行で働く醍醐味や気象・気候サービスが今後の防災にどのように活かされるかなどについてご紹介しました。

冒頭、諏訪専門官より、大学で地球科学の専攻を選んだ理由と南極での氷床コアから過去の気候変動を復元した研究内容、大学卒業後に参加した青年海外協力隊をきっかけに国際開発の仕事を目指し、国連JPOで世界気象機関(WMO) に勤務した経験などを通じて、自身のキャリアパスを紹介しました。

続いて、世界銀行に入行したきっかけとして、気象・気候早期警報を支えるグローバルシステム構築とサービス提供の重要性を考える中で、災害による経済的損失を鑑み、災害リスクを勘案した開発計画の中で考えることを重要としている世界銀行の活動に共感したためと説明しました。

また、世界銀行が行う防災支援のポートフォリオの中で65パーセントが気候変動適応とのシナジーがあり、災害分野における国際的な資金援助の大半が緊急援助である中、世界銀行は事前準備に力を入れていることを説明しました。また、気象・気候早期警報の分野で今後取り組むべきこととして、観測システムの整備とサービス提供を重視した投資であることを、現在水文観測地点の数が不足しているアンゴラの事例を挙げながら説明しました。

スピーカー

諏訪理 世界銀行上級防災専門官

<略歴>
2014年入行。防災グローバルファシリティにて主に気象・気候・水文サービスの向上を通して防災、レジリエンス強化や気候変動対策に取り組んでいる。アフリカ、東南・南アジア、中南米などにおいてプロジェクト準備や実施支援に従事中。また気象・気候・水文サービスの世界的動向の分析や各国気象水文機関や他国際機関との連携強化も担当。世界銀行入行前は世界気象機関(WMO)ジュネーブ本部および在ナイロビ東部南部アフリカ事務所勤務。主に気象水文局の能力開発、東部アフリカの気象・気候サービスに関わるプロジェクトや連携強化に携わった。また青年海外協力隊員としてルワンダの首都キガリにあるLycee de KigaliやKigali Institute of Science and Technology(現The University of Rwanda)理学部でも教鞭をとった。茨城県出身。東京大学理学部卒業後、デューク大学大学院環境学修士課程を経てプリンストン大学大学院地球科学科博士課程修了。Ph.D(気候科学)取得。

 

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イベント詳細

日時:
2016年 3月10日(木)
午後6時30分~午後8時

場所:
世界銀行東京開発ラーニングセンター
東京都千代田区内幸町2-2-2
富国生命ビル10階
地下鉄三田線内幸町駅直結、千代田線・日比谷線・丸の内線霞ヶ関駅C4出口下車
地図

言語:
日本語

お問合せ:
世界銀行東京事務所
ptokyo@worldbank.org
TEL: 03-3597-6650


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