2020年7月1日より現職。22カ国との連携を促進し、プロジェクト、技術協力、400億ドル以上の資金で構成されるポートフォリオを統括。
現職の前は世界銀行グループ人事担当副総裁。グループ全体の人事分野を戦略的見地から率いると共に、「世界銀行グループ人事戦略」の他、人事政策、プログラム・サービスの策定・実施を統括。
2015年10月から2018年1月まで、世界銀行グループの倫理・業務規範(EBC)局担当副総裁兼最高倫理責任者。
組織のリーダー、個別の助言を提供するメンター、プロフェッショナルなロール・モデルとしての評価が高い。世界銀行グループの業務に関する豊富な知識、評判の高い革新的かつ戦略な考え方、定評ある管理能力、カントリー・オフィサーとしての視点を兼ね備えている。
過去には、世界銀行のコートジボワール・ブルキナファソ・ベナン・ギニア・トーゴ担当局長としてアビジャンに駐在。それ以前にはやマリ・ニジェール・チャド・ギニア担当局長としてバマコに駐在。2006~09年、ニジェールのカントリー・マネージャー、2004~06年、モロッコのプログラム・リーダーを務める。いずれのポジションにおいても、多くの専門分野を擁する多様なチームを効果的に統率し、脆弱・紛争国等で革新的な戦略・業務を遂行した。2009年、リーダーシップ・スキルを評価され、世界銀行グループ・スタッフ・アソシエーションにより優れたマネージャーとして表彰された。
1992年入行。経済、金融、計画立案の学位、教育分野の政策・分析の修了証書を保有。フランス語、英語、アラビア語、ソニンケ語、フラニ語、ウォロフ語に堪能。モーリタニア国籍。