山本力氏は日本出身の多数国間投資保証機関(MIGA)長官。MIGAおよび世界銀行グループ保証プラットフォームを指揮し、新興国やフロンティア市場国において、開発効果を生み出す民間資本を動員するための保証の拡大を主導する。この役割を遂行するにあたり、雇用創出と生活に不可欠なサービスへのアクセス拡大、気候変動に強く包摂的な成長などに対する投資リスクの軽減に注力する。

発展途上国、先進国の双方で銀行業務及び国際金融業務で傑出した職務に従事。MIGA長官就任前は、みずほフィナンシャルグループの常務執行役員兼グローバルトランザクションユニット長を務め、同グループの国際金融戦略の策定や、トランザクション・バンキング分野におけるイノベーション推進の要となる役割を果たした。同グループ前身の第一勧業銀行に1991年に入行以来、米州、アジア、欧州地域での経営幹部職を含む同行の国際ネットワークのさまざまな重要職務を歴任した。

その広範での深い経験を活かし、主要ステークホルダーとの関係構築や、国際的プロジェクトをけん引。国際協力機構(JICA)と提携し、発展途上及び新興市場諸国のインフラ開発を支援するプロジェクトに共同で融資したことは特筆すべき点である。また、グローバルトランザクションユニット長としてインドのフィンテック企業と提携し、同サービスの拡充を主導するとともに、電子銀行保証(e-Bank Guarantee)のデジタル化を推進し、同行の2024 Asia Finance Award受賞に貢献した。

国際金融分野におけるリーダーシップと貢献は広く認知され、証券サービス業務での傑出した業績でGlobal Custodian誌から表彰されている。スタンフォード大学のビジネススクールで修士、慶応義塾大学で学士を取得。

「保証は開発目標を実現可能なものに変えるための最も強力な手段の一つです。MIGAは、パートナーと協働し、投資リスクを軽減することで、民間資本が最も必要とされる国や地域に十分に行き渡るよう取り組んでいます。」
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