プレスリリース 2018年5月7日

MIGAとNEXI、再保険分野でリスク分担へ

新規合意、日本企業による途上国への投資拡大を支えると期待

ワシントンDC、2018年5月7日―世界銀行グループの政治的リスク保険の提供機関である多数国間投資保証機関(MIGA)、及び日本の公的輸出信用機関である日本貿易保険(NEXI)が先週、協力協定を締結した。これは、南アフリカ・ヨハネスブルグにて開かれたアフリカ官民経済フォーラムで実現したものだ。両機関は、再保険を通し、日本企業による途上国への投資にかかるリスクを分担することで正式に合意した。

現在MIGAは、世界各地で展開している日本企業による投資の保証として20憶ドル以上を提供しているなど、MIGAの投資国支援で日本企業向け支援は4番目に多い。

「MIGAの向こう数年間の戦略は、クリーンエネルギー、脆弱・紛争地域、そして低所得国という3つの最重要分野に民間資本を動員することを重視している」と、MIGAの本田桂子長官兼CEOは述べた。「今般調印となったNEXIとの合意は、日本企業との協力強化及び我々の戦略の実現を支えると期待している。」

この合意により、MIGA及びNEXIは、双方向の出再によりリスクを分担することになり、単独で行うよりもエクスポージャーが軽減される。この結果、単独での支援が困難なケースでも両機関がプロジェクト案件を支援することが可能となる。

「この協力覚書は、MIGAとNEXIの間の再保険契約に係る手続き面を明確化し、一層の協力の枠組を構築することで、MIGAとNEXIが双方の強みを生かし、日本企業の海外投資の効果的な案件組成に資することが目的である。私は、MIGAとNEXIの協力関係が多くの国に、より一層の発展をもたらせると確信している」と、株式会社日本貿易保険の板東一彦代表取締役社長は述べた。

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MIGAは、新興国への対外直接投資を推進するため世界銀行グループの一機関として1988年に設立された。MIGA は、通貨の兌換や送金の制限、政府による契約不履行、収用、または戦争、内乱などといったリスクの緩和を支援し、民間の投資家や貸手に信用補完を提供することでその使命を果たしている。

今年はMIGA設立30周年にあたる。過去30年間でMIGAは、途上国111カ国での830件のプロジェクトへの投資約470億ドルを直接支援した。

詳細はhttp://www.miga.org まで
 


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