BRIEF

中東・北アフリカ地域

2014年11月11日

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概要

中東・北アフリカ地域は未だ過度期にあります。チュニジアとエジプト・アラブ共和国では政治環境が安定しつつありますが、イエメン共和国では状況が急速に悪化しています。イラク、リビア、シリア・アラブ共和国、イエメンでは暴力行為が続いており、イラク、ヨルダン、レバノンは多数の難民を抱えています。一方、湾岸協力会議(GCC)加盟国、ヨルダン、モロッコは引き続き安定を維持しています。

紛争や政情不安、石油価格の下落、遅々として進まない改革などが影響し、中東・北アフリカ地域の2015年と2016年の成長率は3.1~3.3%に鈍化すると見られますが、域内では国ごとに成長率に著しい差が見られます。2015年、GCC加盟国の成長率が3.2~3.8%の予測であるのに対し、域内途上国の成長率は2%にとどまると見られます。アルジェリア及びイラクの成長率は0.9%、イラン・イスラム共和国はわずか0.6%と予測されています。

同地域は、極度の貧困率こそ2.6%と低いものの、1日4ドル未満で生活している人の割合は53%に上り、貧困への脆弱性は極めて高いと言えます。

詳細は2015年度年次報告書(PDF)をご覧ください。


プロジェクトの成果

イエメンの食糧安全保障が強化
IDAプロジェクトにより食糧安全保障が強化され、1,775種の在来種が保護されました。

 

参考情報

中東・北アフリカ経済報告(英語)
中東・北アフリカ地域全体のマクロ・セクター概況です。